シャーロット王女はキッズのファッションアイコン…!イギリス皇室「ロイヤルキッズ」の驚くべき経済効果

キャサリン皇太子妃の公務復帰は?

イギリス王室のキャサリン皇太子妃(42)は1月に腹部の手術を受けた後、公務を休んでいます。キャサリン妃が人前に姿を見せたのは昨年のクリスマスが最後。キャサリン妃が突然、公の場に姿を見せなくなったため、「公務を引退するのではないか?」など、皇太子夫妻をめぐって憶測や陰謀説が飛び交う事態となっていました。

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イギリスのファッション産業に与える影響力は10億ドル(1400億円)以上ともいわれるキャサリン妃が引退ともなれば、イギリスにとって大きな損失となります。その後、イースター明けまでは静養に専念し、公務に復帰しない可能性が高いと発表され、憶測や陰謀論は沈静化に向かっているようです。

2024年3月22日、SNSの公式アカウントThe Prince and Princess of Waleshttps://twitter.com/KensingtonRoyal)等に、キャサリン妃が自らのビデオメッセージを投稿。キャサリン妃はがんの診断を受け、治療の初期段階にあると発表しました。

2分14秒のビデオメッセージには、がんを発症した人たちに対する気遣いがあり、ウィリアム皇太子とともにこの問題に対処してきたと述べています。そして、公表が遅れた理由として、夫妻の子供たち、ジョージ王子(10歳)、シャーロット王女(8歳)、ルイ王子(5歳)に「適切な方法ですべてを説明し、私は大丈夫だと安心させるために、時間がかかりました」と述べています。

子煩悩で知られるキャサリン妃らしい発言ですが、医療も子供たちの世話も恵まれた環境にあります。世論と折り合いをつけながら、子供たちを守っていくのは容易ではないでしょう。まずは治療や療養を優先していただき、家族との時間を大切にしていただきたいですね。

今回はジョージ王子らの成長の足跡を振り返ってみましょう。

ジョージ王子誕生の経済効果は約36億ドル

ジョージ王子は、生まれる前に英語版ウィキペディアに立項された最初の人物となりました。2012年12月3日、イギリス王室はキャサリン妃が第1子を妊娠していることを発表。キャサリン妃が重度の悪阻のため入院したことから、通常より早い妊娠段階での発表となりました。

2013年7月22日、ウェストミンスターパディントンのセント・メアリーズ病院にて誕生しました。セント・メアリーズ病院は、故ダイアナ妃もウィリアム王子(1982年)とその弟ヘンリー王子(1984年)を出産したことで知られます。

イギリス国内におけるジョージ王子誕生の経済効果は、およそ36億ドル(約3860億円)とも言われます。ジョージ王子が着用した服はすぐさま特定され、リーズナブルな価格の商品は即完売となりました。

 
 

愛用ブランドは、イギリスのキャスキッドソン(Cath Kidston)、ジョン・ルイス(JOHN LEWIS)、アマイアキッズ(Amaia Kids)、ペパーアンドコー(Pepa&Co)など、イギリスのブランドを中心に、フランスのプチバトー(PETIT BATEAU)、アメリカのGAPなど。

顔立ちは、ウィリアム皇太子の子供の頃とそっくり。性格は陽気で好奇心旺盛で、ちょっとシャイなところもあると言われています。ウィリアム王子は周囲から聞こえてくる話で、自分が国王になる運命だと知り、不愉快な思いをしたそうです。そのため、夫妻はジョージ王子に課せられた運命を知らせるタイミングを慎重に見極めていたようです。

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ジョージ王子が自らの運命について知らされたのは、2020年の夏、7歳の誕生日の前後だったのではないかとされています。この頃から、ジョージ王子は大人と同じようなスーツを着る機会が増えました。公務のときには普段と違う態度を取る必要があることを学んでいるようです。

キッズのファッションアイコン、シャーロット王女

シャーロット王女は、2015年5月2日、セント・メアリーズ病院にて誕生。2013年、王位継承法において「男子優先主義」を廃止したため、シャーロット王女は、父ウィリアム皇太子、兄ジョージ王子に次いで、イギリス王位継承権第3位となります。

シャーロット王女の誕生がイギリスにもたらした経済効果は、およそ50億ドル(約5360億円)とも言われます。公式行事で見せる上品なプリンセススタイルはもちろん、プライベートで着用するカジュアルスタイルまで、キッズファッションを牽引する存在となっています。

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シャーロット王女の愛用ブランドは、トロッターズ(TROTTERS)、アマイアキッズ(Amaia Kids)、ラッセル&ブロムリー (Russell & Bromley)、レイチェルライリー(Rachel Rileyなど、イギリスのブランドを中心に、アメリカのJ.クルーJ.CREW)、スペリンのロサン(Losan)など。

顔立ちは、生まれた頃から曽祖母エリザベス女王にそっくりと言われていますが、成長するにつれて幼い頃の父親のウィリアム皇太子に似ていると言われることも増えてきました。性格は兄ジョージ王子よりも社交的。ウィルコックス保育園に通っていた頃は、「王女戦士(Warrior Princess)」と呼ばれていたこともあるそうです。物怖じしない自信家で、仕切り屋さんとも言われています。

そんなシャーロット王女の将来の夢は「看護師」。新型コロナウイルス流行で死の危険と隣合わせながら、人々のために戦う医療従事者たちの姿を見て志すようになったのだそう。静養中のキャサリン妃も、シャーロット王女の存在に勇気づけられるのではないでしょうか。

末っ子ルイ王子は自由奔放?

第3子のルイ王子は、2018年4月23日、セント・メアリーズ病院にて誕生。ルイ王子は、父ウィリアム皇太子、兄ジョージ王子、姉シャーロット王女に次いで、イギリス王位継承権第4位となります。

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ルイ王子の誕生がイギリスにもたらした経済効果は、ジョージ王子やシャーロット王女よりも少ないですが、将来的なブランド価値は未知数。人気や注目度によっては、ジョージ王子やシャーロット王女を凌ぐ可能性も無きにしもあらずです。

ジョージ王子と同じブランドを愛用していますが、ジョージ王子は黒やネイビーなど、ダークでクールな色が多いのに対して、ルイ王子は、ポップで明るい色づかいが目を引きます。キャサリン妃は、それぞれの個性に合わせた装いを心がけている様子が微笑ましいですね。

顔立ちは、キャサリン妃の父で祖父のマイケル・ミドルトンにそっくり。やんちゃでおちゃめで変顔を披露することもあり、幼少期の振る舞いは、ヘンリー王子に似ているとも言われます。王位継承順位が低く、比較的自由に振る舞うことができるからかもしれません。

イギリス王室の未来は?

兄弟といえば、ヘンリー王子の回顧録『SPARE(スペア)』を思い出す人がいらっしゃるかもしれません。ヘンリー王子はウィリアム王子に対して、「(シャーロット王女とルイ王子は)自分のように“スペア”になるのでは?」と危惧していると述べたそうです。ウィリアム皇太子は「自分の子供たちは、ヘンリー王子には責任のないこと」と回答。子供たちの未来に自信を持っていることが伺えます。

一方、急速に進化する人工知能(AI)は、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が成長した外見のイメージを生成し、SNSに投稿するアカウントが登場しています。お遊びとして見るのは楽しいですが、AIの活用については賛否両論あります。子供たち本人がどのような受け止め方をするのかは未知数です。

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ウィリアム皇太子とキャサリン妃は可能な限り子供たちを守ろうとしているようです。子供たちとの時間を過ごし、静養を終えたキャサリン妃が再び公務にお出ましになる日が楽しみですね。