NHK大河ドラマ「光る君へ」藤原彰子を演じる見上愛、三条天皇役の木村達成の扮装写真公開

大河ドラマ「光る君へ」の登場人物、藤原彰子(見上愛)(C)NHK© iza

現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」に登場する新キャラクター、藤原彰子(見上愛)と三条天皇木村達成)の扮装写真が23日、番組公式HPなどで公開された。

平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者として知られる紫式部(まひろ、吉高由里子)の幼少期からの生涯と、「源氏物語」の執筆や権力者、藤原道長柄本佑)とのかかわりを軸に描く波乱の一代記。

彰子は道長の長女で、幼いうちに一条天皇(塩野瑛久)に入内し、先に入内した従姉で中宮となった定子(高畑充希)と競う立場となる。才を見込まれた紫式部が彰子のもとに宮中女房として出仕し、そのサポートを受けた彰子は帝にふさわしい妃になろうと努力を重ねる。

三条天皇(居貞親王)は冷泉天皇の皇子で、いとこの一条天皇よりも四歳年長でありながら、その東宮(皇太子)として20年以上を過ごす。叔父である道長の次女、妍子を妃に迎えるが、即位したのち、道長との確執が深まる。

見上愛 コメント

「彰子は、可愛いらしい姫のころ入内し87歳まで生きて、政治上のゴッドマザーとも呼ばれる存在になっていった人物です。時には父親の意見にも反対し、紫式部とは師弟関係を超えて友情に近いものを築きました。優しさと誠実さを持ち合わせた、聡明な女性という印象です。1000年前の空気を感じながら精いっぱい演じられたら、と思います。大石先生の紡いだ言葉を、すばらしいキャストの皆さまと交わせる日が楽しみでしかたありません」

大河ドラマ「光る君へ」の登場人物、三条天皇木村達成)(C)NHK© iza

木村達成 コメント

「歴史上で実在した人物はどんな人物だったのかを調べたり、台詞から想像したり、ワクワクすることだらけですが、今回の役柄は、そのようにはいかない気がします。史実を疑い、演ずる役も疑い、自分のフィルターを通したときに何が生まれてくるのか、また疑い続ける日々が始まりそうです」

大河ドラマ「光る君へ」の登場人物相関図(4月22日時点)(C)NHK© iza